ヒロボーは、メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン 広島支部へ協力し、筋ジストロフィーで闘病している男の子に、世界でひとつしかない夢のラジコンバスを製作しました。
夢のラジコンバス製作
彼は車いすサッカーの選手で、その仲間たちが一緒に並んで移動できる夢のバスをラジコンで作り、それを自分で操作したいと願っていました。
ヒロボーはその夢を叶えるため、彼の望むデザインをが外装に施し、車いすがバスの後ろから入ることのできる電動リフトなどを備えたバスを製作しました。
- バス後部の電動リフトも再現
- サッカー競技用車いすもラジコン化
- 専用コントローラーも同時に開発
- バスのサイズ:全長560/全幅155/全長200(単位:mm)
完成発表会
平成21年(2009年)9月6日にお渡しいたしました。
当社の技術により難病の子供の夢を叶えるお手伝いができたことに、社員一同大きな喜びを感じています。
ヒロボーはこれからも地域社会との共生をテーマに、事業活動を推進して参ります。
公益財団法人 メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン とは
「メイク・ア・ウィッシュ」とは英語で「ねがいごとをする」と言う意味のボランティア団体です。
3歳から18歳未満の難病と闘っている子どもたちの夢をかなえ、生きるちからや病気と闘う勇気を持ってもらいたいと願って設立されました。メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンは1993年に「遊園地に行きたい」という夢をかなえたことを第1歩として、その後「野生のイルカと泳ぎたい」「ウルトラマングレートと一緒に戦いたい」「世界一大きいヘラクレスオオカブトムシに触りたい」「サンタクロースと遊びたい」等など、多くのすばらしい夢をかなえるお手伝いをすることができました。
メイク・ア・ウィッシュの活動は、子どものゆめをかなえて「あげる」のではなく、夢をかなえるのに必要な、さまざまな手配や配慮をしてそのお手伝いをすることです。子どもたち一人ひとりのために、子どもの家族と力を合わせ、夢の実現というかけがえのない体験に向かって進んでいきます。それが明日への生きる力となれば、どんなに素晴らしいことでしょう。