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広島紡績高等実務学校 / Hiroshima Spinning High School

広島紡績高等実務学校は、国公認の高等教育機関として、広島紡績(現在のヒロボー)敷地内に女子寮と共に設立された。

創業者の妻「松坂都」は、女子教育界の草分け、大妻コタカが創立した大妻女子大の卒業生で、コタカが目指した教育を、府中の地で実践していった。

裁縫や料理などの技を身に付けること、また高等学校の卒業証書を持つことが、女性の社会的地位の向上と、立派な家庭を築く上で大切だと、都は考えていた。

松坂都は「都先生」と呼ばれ生徒から大変親しまれていた。